寒中見舞いの時期
2016年10月26日
寒中見舞いは小寒(寒の入り)から節分までに届くように出します
寒中見舞いははいつから?という疑問を持たれる方も多いようですが、小寒は毎年日にちが変わり、今年、2013年の小寒は1月5日でした。
門松などお正月飾りを片付ける1月7日の松の内に被ることも多いので、実際にはこの松の内の翌日1月8日~2月3日が寒中見舞いを出す時期ということですね。
ちなみに年賀状や年が変わって初めて出合った人に新年の挨拶を交わすのも松の内までです。
寒中見舞いの目的は年賀状のような新年のご挨拶ではなく、冬の寒い季節に相手を思いやるお便りですが、旅行や帰省などで1月7日までに出せなかった年賀状への返礼や喪中の方へのご挨拶にも使われます。
このように年賀状の返礼ということであれば、1月の中旬頃までには届けたいところですね。
また、喪中の方に年賀状を出してしまったお詫びとして使用もされるようですが、本来は年賀状を出してしまったこと自体失礼にあたるわけではありません。身内に不幸があられた方からいただく喪中はがきはあくまで「こちらからの年始の挨拶をご遠慮させていただく」というものです。しかし、最近ではそのように考える人も多いようです。
写真入りの寒中見舞いはがき
寒中見舞いであっても、もちろん写真やイラストを使って構いません。 ただし、初日の出・初詣や干支・正月飾りなどお正月が連想されるような写真やイラストは使いません。
アルサイクで寒中見舞いの制作を検討される方の多くは喪中などで年賀状を出せなかった方ですが、結婚や出産の報告ということであれば、とくに寒中見舞いと兼用しなくてもよいとかとも思われます。実際にこの時期にポストカードを制作されるお客様で寒中見舞いにされる方の比率は3割くらいです。ただ、この季節はタイトルに「Winter Greetings」などを使われるパターンが多いですね。多少なりとも寒中見舞いを意識されているということなのでしょう。爽やかな印象を伝えられるイラストタイプのテンプレートも人気です。
ココは注意しましょう!
余っていても寒中見舞いには年賀はがきは使用しません。
寒中見舞いは立春(2月4日)までには届けましょう。これ以降に届くものは余寒見舞いとなります。この場合は2月下旬ごろまで出せます。