写真選びのポイント
ポストカードは写真が主役です。アルサイクではバランスを考えて1点ずつ確かな技術で補正します。日付の消去や色調変更だけでなく、不要な映り込みなども基本的に無料で対応します。
ここではお客様の写真選びのポイントをいくつかあげてみます。きれいな仕上がりのためにぜひ参考にしてください。
どんな写真がいいの?
ピント・明るさが適正なもの
ピントが合っていなかったり、明るさが極端な写真は補正を行っても荒れたり、ボヤけた印象になる場合があります。
基本的に結婚報告はがきや出産報告はがきでは人物が中心になりますので、無理に補正すると肌の質感が落ちたり、きつい印象になったりしてしまいます。できるだけ適正な写真をお選びください。
背景に余裕のあるもの
背景に余裕がないとトリミングした際に圧迫感を感じることがあります。被写体のまわりに少し余裕のあるものがレイアウトの自由度が高くおすすめです。
被写体の視線にもこだわって
被写体の視線がバラバラでレイアウトするとまとまり感に欠けることがあります。『左にレイアウトする場合は視線が右』といったことを意識して写真を選ぶとバランスのよい仕上がりとなります。
複数使用する場合は変化をつけて
同じような写真ではなく『表情や向きが違う』『動きがある』など変化をつけることが、仕上がりに豊かな表情を生みます。写真を多く使用する場合は小物などをまぜるとセンスよくし仕上がります。
デジタルカメラのデータ
最近では写真といえばデジカメで撮影したデータが中心となりますが、デジタルカメラにはフィルムカメラと違い画素数(解像度)というものがあります。プリンタをお持ちのお方は経験があるかもしれませんが、ホームページの画像などをプリントしてみると思ったほどきれいではなかったりします。
ホームページの画像などで使われるのは72dpiという低い解像度ですが、これはあくまで画面上で見ることを前提としています。紙媒体にきれいに出力するのには画素数が足らないのです。一昔前の携帯電話のカメラもこれと同じで画面上ではきれいに見えるのに、プリントすると十分な品質を得られません。
デジタルカメラのデータを使用して、印刷で最良の品質を得るためには下記の条件でデータをご参考にしてください。
解像度 :300dpi 2倍に拡大して使用する場合は300dpi×2で600dpi
データ形式 :JPEG 圧縮率は最高画質推奨(最低圧縮率)
拡張子(ファイル名) :.jpg(sample.jpgなど)
※解像度が足りない場合は画像処理との組み合わせである程度の補完は可能ですが、やはり適正画素数のものと比較すると十分な品質を得るのは難しいです。また、解像度の設定が行えないデジタルカメラの場合でもハイクオリティなど高品位のモードで撮影することをおすすめします。
※結婚式でカメラマンから受け取るCDには低画素と高画素の2つのデータがあることがあります。この場合はかならず高画素データをお使いください。